冬の1号機が ・・・
- 2019/01/05
- 23:50
雪がどっさり降った、昨年の年末。
まずは、リッキーくん(1号機)出動~、エンジンも調子イイ感じ~。
軽快に、雪を飛ばしていたら、
「バキンッ! ガラガラ~」
え~、初っぱなからトラブル!?
エンジンから、ガラガラ聞こえてるってことは~、
ついに、クランクとか逝っちゃたかな (^_^;)
カバーを開けてみたら ・・・ なんじゃこりゃ~!

リコイルスターターのプーラーが、ボロボロ!
リコイルロープが、ちぎれている。
古いからね、あちこちくたびれるさ。

でも、セル付きだから、とりあえず、
リコイルユニットを取り外して、エンジンスタート。
大丈夫そうなので、そのまま頑張ってもらってたんだけど ・・・。
な~んか、排気音が大きくなったような ・・・
な~んか、いまいちエンジン回転が上がってないような ・・・
な~んか、パワー(トルク)が無くなったような ・・・
小さいけど、あ~んなに雪を飛ばしていたのが、
う~ん、いまいち調子が良くないね、リッキーくん (^_^;)
ん? カバーが溶けてる?(汗)

排気温度も上がってる?
やはり、な~んか変かも。
別なエンジンも、修理途中なので、
シーズンオフまで放置かな、

と思ったけど、どれどれ~。
ようすからして、点火タイミングがずれているような雰囲気なので、
イグニッションコイルを見てみたけど、
もともと、点火時期調整できるような仕組みには、なってないよな~。

念のため、フライホイールをチェック。

リコイル・プーリーを外して、
フライホイールを持ち上げると、ポロリ ・・・ なんか落ちた音。

なんだこれ?
ウッドラフキー?
ん! ちょっと欠けてる?

クランクシャフトの、ウッドラフキーが入る部分が、
欠けて拡がってる。

リコイルロープが、絡まってちぎれた時に、
フライホイールに無理な力がかかって、
ウッドラフキーと共に遅角方向にずれてしまったようだ。
・・・ すんごい音がしたもんね (^_^;)
フライホイールの溝は、痛んでないようす。

欠けた、クランクシャフトのウッドラフキーが入る部分をどうするか。
とりあえず、盛り上がってしまった部分を削り取って。

溶接で盛るのが確実だと思ったけど、すぐに出来る環境じゃないので、
レクターシールで、応急処置を試みる。

適量とってコネると、けっこう熱くなる。
15分ほどで、アルミ程度の強度に硬化する。

ウッドラフキーが、グラグラしないように、
クランクシャフトの欠けた部分に、押し込んで。

完全に硬化したら、余分な部分をヤスリで削る。
これで、なんとかなるだろう。

フライホイールを取り付け、エンジンテスト。
おっ、排気音が格段に静かになったね。(もともとの音だけど)
回転も上がる~(タコメータは無いので気持ち計)。
パワ~復活、リッキーくん。
これから冬本番、がんばろうね。

ピンチになったら、心強い助っ人、
ロボコン(4号機)が助けてくれるから安心。


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