いくら走っても、いくら考えてもわからなくて、
はやり、べんり~君(CD125T)にビックキャブなんて、
「無理だったのかも」なんて、弱音が頭をよぎる・・・。
VM26 を選んだのは失敗だったのかな?

ボコつく、べんり~君(CD125T)をなだめながら、
走っても、走っても、わからない。
というか、走るほどにわからない。
メインジェット(MJ)、パイロットジェット(PJ)、ジェットニードル(JN)
3つの組み合わせの、糸口がぜんぜん見えてこない。
アクセル開度1/4ぐらいの力強さが、
それ以降の、アクセル開度に繋がらない。
アクセル開度をさぐりながら走る・・・
はしりながらかんがえる・・・
ある、部分でのエンジンのレスポンスが、なんかの記憶をくすぐる。
・・・なんだっけ、この感触。
ずっ~と、べんり~君(CD125T)と、考えながら走っていると、
思い出した!
あっ! トリッカーだ!
ちょっと前に、装着していたスリップオンのサイレンサーを
ノーマルサイレンサーに戻したときの、高回転の伸びが無くなった感。

やはりノーマルサイレンサーだと、「抜けが違うんだな~」と思ってた。
この感触だ。
ここから、もう一息伸びていく回転域での頭打ち感。
なんちゃってスパトラマフラー

この時も、フィーリングが変わったんだよな~
そして、あのとき装着した、
「
レストアの旅2~エンジン⑦」

キジマ トライアンフマフラー

静かで、いい音だったんだけどな~
もしかして、容量不足?
これは、排圧なのか!?
そういえば、な~んか、排ガスが臭う!!
これは、暖めていた秘策を実行するしかありません。
計画的な検証をしている余裕はありません。
いつもの、ダメもとでGo~!

見た目OK!
びっくりするほど、ジャストフィット。
イイ~! ベリーショートサイレンサー

スタイルはともかく、べんり~君(CD125T)のご機嫌はどうかな~?
早速試走。
走り始めて直ぐに驚いた!
これは、べんり~君(CD125T) じゃない!
アクセル開度1/4を越えても、そのまま回転が上がり続ける。
9000rpm(たぶん?)付近まで、あっという間に回ってしまう。
パルス式のタコメーターが追従できない。
それなりに振動があるので、Vツインには及ばないが、
驚くほどの、レスポンス。
MIKUNI VM26キャブレターは、マフラーの排圧に凄く影響されるようだ。
こんなに、違うなんて信じられないが、
あんなにボコついてたエンジンが嘘のように回る & トルクUP!
巡航スピードは、10km/h Up!
最高速は、10km/h+ Up!
トップギヤ(OD)で、最高速まで、ぐんぐん行く(怖いね)
「360°クランクは回らない」なんて誰が言ったのか(自爆)
とんでもないポテンシャルだったんだね~べんり~君(CD125T)
クラッチ交換しておいてよかった~(汗)
あのままだったら、完全に滑ってたな。
これで車体の重さがなかったら、とんでもないことになるね。
べんり~君、改め、
君です(^_^;)
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