Tera Station PRO ハードディスク換装記-②-
- 2010/08/11
- 23:32
バックアップに丸一日、おおよそ1.2TBのデータを別なHDDの移し替えるのにはさすがに時間が掛かります。
そして、交換用HDDを何とか調達しました。容量は迷ったのですが・・・今回は1TBでいきます。
1TBx4で合計4TBですが、RAID5構成では、HDDの1台分の容量がパリティに使用されるので、実行容量は3TBになるはずです・・・たぶん
※RAID5での実行容量はHDDの構成台数で変わります
しかし、HDDの価格も安くなりましたね。1TB/1万円を軽く割ってます。
これが、TeraStationから取り出したHDDです。WestrnDigtalの500GBですね。

そして、換装用の新しいHDDです。HITACHI(台北)製 SATA3.0GB/S 7200RPM 1TBです。
特にこだわりは無く安かったから・・・。
カバー部がやけにテカテカ光沢があって安っぽく見えるのと、記載シールが微妙にずれて貼られているのが気になります(笑)

ここで、大事なお話が・・・。
このTeraStationの販売元BUFFALOでは、補修交換用のHDDも販売しています。(ちょっと高価なんだよね)
そしてマニュアルを見ると、交換HDDは装着しているHDDと同容量のもの以外は動作の保証は出来ませんと記載しています。「BUFFALOで販売している交換用のHDD以外のHDDの使用はダメで~す」と書いています。
ここからの記載は、あくまでも自己責任で研究(個人の興味本位)ということで行っています。
さて、このTeraStationは、Debian GNU/Linuxで動作しているので、データのバックアップさえ取ってしまえば、HDDを一気に4個取り替えて、EMモードからカーネルの再構築・・・等々なんだけど。ストレートにカーネルをイジッてしまっては、せっかくの機会がもったいないので、時間をかけてゆっくり「ベタな方法」でやっていきます。
「ベタな方法」とは、あくまでもメーカーのマニュアルに乗っ取った方法で出来るのか?
「ダメで~す」は、本当にダメなのか? を目的に作業を進めていきます。
まずは、現在RAID5構成している4個のHDDのうち1個が無い状態で稼働している、これは、あくまでも緊急な状態であって、この状態でさらにもう1個のHDDが故障したらデータは完全に消失する。この事態から一刻も早く安全に復旧させなければならないと言うことで実験開始です。
「ベタな方法その①」・・・新しいHDD(容量の違う)を装着したらどうなるの?
「HDDの交換は同容量のHDDを準備して・・・容量の違うHDDを使用した場合の動作保証は有りません」と言うことであるが、容量が多いぶんには良いんじゃないの?と言うことで、壊れたHDD1(500GB)の代わりに1TBのHDDを装着してみることにした。
装着直後の再起動時の表示

TeraStationの管理画面を見てみると、HDD1はちゃんと認識しているが、まだRAIDの仲間に入れてもらっていないようだ。

このまま「RAIDアレイの再構成」をやってみる。

ほどなく終わって・・・

確認してみると・・・

HDD1は正常に認識され、自動的にリビルディング(修復)が始まっている。
この時点で、1TBのHDD1を追加したわけですが、全体の容量は変わっていない。
リビルディングの所要時間は438.7分(7時間)!?です。
パフォーマンスは低下しますが、ファイルへのアクセスも通常通り行えます。
障害時のHDD交換も迅速に安心して行えますね。
つづく・・・
そして、交換用HDDを何とか調達しました。容量は迷ったのですが・・・今回は1TBでいきます。
1TBx4で合計4TBですが、RAID5構成では、HDDの1台分の容量がパリティに使用されるので、実行容量は3TBになるはずです・・・たぶん
※RAID5での実行容量はHDDの構成台数で変わります
しかし、HDDの価格も安くなりましたね。1TB/1万円を軽く割ってます。
これが、TeraStationから取り出したHDDです。WestrnDigtalの500GBですね。

そして、換装用の新しいHDDです。HITACHI(台北)製 SATA3.0GB/S 7200RPM 1TBです。
特にこだわりは無く安かったから・・・。
カバー部がやけにテカテカ光沢があって安っぽく見えるのと、記載シールが微妙にずれて貼られているのが気になります(笑)

ここで、大事なお話が・・・。
このTeraStationの販売元BUFFALOでは、補修交換用のHDDも販売しています。(ちょっと高価なんだよね)
そしてマニュアルを見ると、交換HDDは装着しているHDDと同容量のもの以外は動作の保証は出来ませんと記載しています。「BUFFALOで販売している交換用のHDD以外のHDDの使用はダメで~す」と書いています。
ここからの記載は、あくまでも自己責任で研究(個人の興味本位)ということで行っています。
さて、このTeraStationは、Debian GNU/Linuxで動作しているので、データのバックアップさえ取ってしまえば、HDDを一気に4個取り替えて、EMモードからカーネルの再構築・・・等々なんだけど。ストレートにカーネルをイジッてしまっては、せっかくの機会がもったいないので、時間をかけてゆっくり「ベタな方法」でやっていきます。
「ベタな方法」とは、あくまでもメーカーのマニュアルに乗っ取った方法で出来るのか?
「ダメで~す」は、本当にダメなのか? を目的に作業を進めていきます。
まずは、現在RAID5構成している4個のHDDのうち1個が無い状態で稼働している、これは、あくまでも緊急な状態であって、この状態でさらにもう1個のHDDが故障したらデータは完全に消失する。この事態から一刻も早く安全に復旧させなければならないと言うことで実験開始です。
「ベタな方法その①」・・・新しいHDD(容量の違う)を装着したらどうなるの?
「HDDの交換は同容量のHDDを準備して・・・容量の違うHDDを使用した場合の動作保証は有りません」と言うことであるが、容量が多いぶんには良いんじゃないの?と言うことで、壊れたHDD1(500GB)の代わりに1TBのHDDを装着してみることにした。
装着直後の再起動時の表示

TeraStationの管理画面を見てみると、HDD1はちゃんと認識しているが、まだRAIDの仲間に入れてもらっていないようだ。

このまま「RAIDアレイの再構成」をやってみる。

ほどなく終わって・・・

確認してみると・・・

HDD1は正常に認識され、自動的にリビルディング(修復)が始まっている。
この時点で、1TBのHDD1を追加したわけですが、全体の容量は変わっていない。
リビルディングの所要時間は438.7分(7時間)!?です。
パフォーマンスは低下しますが、ファイルへのアクセスも通常通り行えます。
障害時のHDD交換も迅速に安心して行えますね。
つづく・・・

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