FC2ブログ

記事一覧

スキーはスノボより1.5倍死ぬ確率が高い

スキーはスノーボードよりも、安定しており転びにくく、素人でも短時間で滑れるようになると言われている。一見、安全そうに見えるのだが、スキーの方がスノボよりも死亡率が高いという点で、危険であるこという研究結果が発表された。

IMG_0367s.jpg

米国スキー場協会によると、ゲレンデでケガをする確率はスキーよりもスノボの方が高いという。

確かに、スノボで転倒し胸や頭を強打するといった怪我が実に多いと思う。 
これは、スノボを始めたての初心者にありがちな傾向で、いきなり両足を括り付けて斜面に立たされた恐怖心で体が硬直し、転倒時の受け身さえ出来ないことにあると思う。 初心者は、きちんとした指導員のもとでスノボの基礎「転び方」から習った方が、安全且つ最短で滑られるようになるのだ。

そして死亡率はというと、対照的にスキーの方が高いという。 ウィンタースポーツのケガを40年以上にわたり研究してきた、ロチェスター工科大学名誉教授のジャスパー・シェアリ博士によると、「スキーの死亡確率はスノボの1.5倍も高い」と説明している。

その理由についてシェアリ博士が言うには、転倒したときボードが雪を引きずるため、ブレーキの働きをして徐々に減速して行く。 

しかし、スキーの場合、転倒するとスキー板は簡単に足から外れ、そのままのスピードで投げ飛ばされる。 高速であればあるほど死ぬ確率は高くなる。

スキーの板が足から外れやすいのは、骨折を防ぐためで、世界的に普及し始めた1970年代、足が板に固定されていたために、骨折事故が多発していた。 現在ではスキー板はすぐに外れ、また着用する装備の安全性が高まったこともあり、ゲレンデでのケガは大幅に減っている。 

実際、スノボに比べてケガの確率は60パーセントも低い。 しかしその反面、死亡率は下がる兆しを見せていないのである。

プロスノーボーダーのジェームズ・スタインフォード氏は、スキーとスノボの文化の違いについて次のように述べている。 

「スキーは結局のところ、競争でスピードを競う性質であるのに対し、スノボはジャンプとかトリックとか、動作や技術を追求し、ゆっくりしたペースでやるからだ」と。

一見危険そうに見えても、スピードを出さないので、死ぬ確率は低いというわけだ。

まあ、詰まるところ「どちらの方が危険か」という前に、スキーであれスノボであれ、どういう態度でゲレンデに来るのか、無茶をすればケガするのも当然だということ。 無理をしないで、自分の技量にあったペースで滑ることが、安全ではないだろうか。



Twitter_K2_カエル君s
関連記事

検索フォーム

Page Navigation